Tuesday, April 29, 2014

MiniDLNA on Raspberry Pi

自宅のファイルサーバに記録した動画を自宅内で、PC、スマートフォン、iPadなどのタブレット、テレビから観えるようにしたい。それを実現する一つに、DLNA (Digital Living Network Alliance)があります。
ここでは、Raspberry PiをDLNAサーバとして使用するために、『miniDLNA』を導入する手順を説明します。

miniDLNAのインストールは、以下のコマンドを実行するだけです。
$ sudo apt-get install minidlna

インストールが終わったら、設定ファイルを編集してください。
$ sudo nano /etc/minidlna.conf

編集する項目として、以下を挙げておきます。
  • media_dir=<メディアデータの格納ディレクトリ>
  • friendly_name=<DLNAクライアントから見える名前(例:Raspberry Pi)>
  • inotify=yes
  • notify_interval=895
inotify項目はデフォルトでコメントアウトされています。このコメントアウトを取り除けば、ディレクトリ内のファイル追加・削除がデータベースに反映されます。変更を検知する周期は、notify_interval項目で設定できます。
media_dirは、Raspberry PiのSDカードの容量は限りがあるので、ファイルサーバ上のディレクトリをマウントして、マウントしたディレクトリを指定するとよいでしょう。

設定ファイルを編集したら、サービスを起動します。
サービスの起動・停止は、以下のコマンドで行えます。
$ sudo service minidlna start
$ sudo service minidlna stop

PCやiPadなどのDLNAクライアントソフトから、動画が見れれば成功です。

PCやAndroid用のDLNAクライアントとして、XBMCというソフトがあるようです。
iPadで無料で使えるDLNAクライアントとして、Media Link Player Liteなどがあります。

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