Sunday, July 7, 2013

Remote Desktop Connection to Raspberry Pi

今日は、Windowsの『リモート デスクトップ接続』を使用して、Raspberry Pi (Raspbian OS)をGUI操作できるようにする方法について書くことにしよう。
Raspberry Piが家庭用テレビに接続されていて、家族がテレビ番組を見ているときにどうしてもGUI操作したい場合や、そもそもRaspberry Piがディスプレイにつながっていない場合に便利だろう。
Raspberry Pi側をリモートデスクトップ接続に対応させるには、xrdpというアプリケーションをインストールすればよい。
sudo apt-get install xrdp
インストールが終わったら、Raspberry Piに接続してみよう。[コンピューター]欄にホスト名またはIPアドレスを入れる。接続時に訊かれるユーザ名には、ふだん使う“pi”ユーザと、そのパスワードを指定すればよいだろう。



以下のようにRaspberry Piのデスクトップ画面が表示されれば成功だ。
たいていの作業はssh接続で済んでしまうってあまり画面を使うことはないけれど、たとえば、Scratchでプログラムを描きたい場合などに重宝するかもしれない。


リモート デスクトップ接続のオプションで画面サイズを調整したり、接続情報を保存しておいたりすると、次回からの起動に便利だろう。

注意事項がひとつ。
このままではキーのマッピングが英語キーボードとなっているので、記号などがうまく入力できないので、サーバ側で設定を行う必要がある。
先人の知恵を拝借して、以下に示すページの手順に従って、設定ファイルを/etc/xrdpディレクトリに格納することで、この問題は解決する。素晴らしい、ありがとう。

■xrdp 0.5.0 の日本語キーマップ

ひと昔前は、Linuxサーバなどにリモート接続する際はVNCというソフトを使うのが一般的で、Windows側にもVNCクライアントをインストールする必要があったりして面倒くさい感じがあったけれど、標準の『リモート デスクトップ接続』を使えるので手間がかからなくて便利である。

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